休職:その③-2 休職宣言
休職:その②-1 メンタルクリニック受診(初診) で書き忘れたが、睡眠導入剤と安定剤をを処方してもらってたので、早めに寝ることができた人工的な寝覚めの悪さはあるが、気持ちは楽だった
いつもより気持ちが楽だ。
明日から仕事に行かなくていい。
出勤前に診断書をカバンにちゃんと入れたか確認し、出勤。
うまくいけば午前中に帰れる。
出勤直後に店長に「今日、話したい事がある。時間を作って欲しい」と伝えた。
本当なら、この日も働かなくていいんだが、後輩達の顔を見てると、まぁいいか。と思える位の余裕があった。
ド平日にも関わらず、開店前に行列ができていて、開店直後からクソ混雑する。
正直、この時間に来る客にはいい気持ちは持ってない。(理由はまた今度)
すぐに時間とるのは無理だなぁ・・・と、午前中で帰るのは諦めた。
安定剤のせいで若干気分がふわふわしているのもあって、あまり気にならなかった。
特に「どうやって話そう・・・」みたいな不安もなかった。
結局、1日中バタついたので閉店後に話す事になった。
もう面倒だったので、いきなり「相談ではなく、これは報告になるけど、とりあえずこれ読んで」と診断書を出した。
読み終わった所で、「と言う事で、しばらく休ませてもらいます。診断書には年明けまでと書いてあるが、復帰のタイミングは僕の状況を見て報告します」
それから何か言われる前にめまい・耳鳴り、ついでに腹痛(実際、完治はしてなかった)等の体調の問題もダメ押ししておいた。
店長はギョッとした顔をしてたかな。
さらに上の人に対する心証を気にしていたが、自分の事か僕のことかはわからないが多分自分の事だろう。そんなもん俺には関係ない。
もう医師からの診断書が絶対である事はわかってる様なので、無駄な説明をしなくてよかった。
これを蹴る様な事があれば僕が引き起こした事故以上のダメージを会社に与える事になるからね。
一方的ではあるが呵責などは1ミリもある筈がない。
「引き継ぎとか特にない。他の従業員には店長から説明しておいてください。」
で話は終了。余計な話に乗るつもりもなかった。
この時は戻るか辞めるか決めてなかったので、継続の可能性を演出しておこうとロッカーの荷物は置いて置く事を伝えて帰った。
他の従業員にも、ふんだん通り「じゃ、お先〜 おつかれ〜」と声をかけて帰った。
だから翌日以降に、業務メールで僕の離脱について触れてはあったが、実際どんな感じで他の従業員に伝えられたかは、今も全く知らない。
結局、この日が最後の出勤だった。
15年以上やってきた仕事で築いてきたキャリアにも何の未練も無かった。
あっけない終了だったが、この日も今も名残惜しさなど全くなく晴れ晴れとした気分だ。
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